だんだん中国南方航空ネタを連続で投下していくと、書くネタが無くなってくるわけです。
普段はスタアラ系ばっかりですけど、たまーに違う系列の所に乗ってみるとかなり新しい発見があるわけです。
お。おお、ここいいじゃん!と。
中国南方航空なんかそのいい例で、もっと多くの人にお勧めしたい航空会社の一つです。
乗った
広州に約2週間滞在の後、広州空港から日本への帰国は中国南方航空。
自分のポリシー、と言うわけではありませんが
日本からでも外国からでも飛行機に乗る時は、その国、地域の航空会社に乗るといろいろと嬉しい事が多いです。
日本発の場合は、ANAやJAL
中国発の場合は、北京なら中国国際航空、台北ならエバー航空、チャイナエア。
フランクフルトならルフトハンザ、みたいな。
例えば、空港カウンターオープンと同時にチェックインが出来る事。
夜発の便で朝からチェックインさせてもらった上に荷物まで預けられる。
そして空港の設計やサービス提供をコントロールしている場合が多いので、サービスが手厚い。
シンガポールチャンギ空港の様に他のキャリアにもアーリーチェックインサービスを開放している空港もごくたまにありますが、まだまだ少数です。
日本発と海外発の航空会社を別々で取る方法は、マイルを使えば簡単ですし、行き、もしくは帰りをコードシェア便にしてしまえばそれぞれ楽しむことが出来ますね。
もちろん、例外はありますが現地の空港や航空会社のサービスを堪能するシンプルな方法です。
優先チェックイン
広州空港の優先チェックインカウンターは、それぞれ一番端っこです。
同じ内容を3回くらい書いた様な気がするけど気にしない(; ・`д・´)
新しい空港なので、自動チェックイン機と自動バッグドロップが多数設置されています。
本当に多数。
なので、わざわざ係員の居るところに行くよりも自分でぱぱーっとやってしまった方が圧倒的に早そうです。
国際線ラウンジ
中国南方航空は、スカイチームを脱退しましたが、2019年中はスカイチームのサービスを提供しているので、スカイチームエリート会員はラウンジを利用する事が可能です。
中国南方航空の広州空港のラウンジは非常に快適で、ふっかふかもっふもふのリクライニングシートが多数、TOTOのウォシュレットに美味しい中華のライブキッチンまであります。
キリンの一番搾りも飲めちゃったり。
ラウンジの記事を別に用意してあります。
エコノミークラス
セルフチェックインの方が早い!とか言いながらも優先カウンターでチェックインしてきました('ω')
席は相変わらずほぼ満席との事です。
A330のエコノミーは、多くの航空会社で2-4-2のシート配列なのでまあ満席でも居心地悪くないですね。
お二人様に優しい配列。
一人ですけど・・・
ご・あ・い・さ・つ
乗った瞬間目があって「あ!」と・・
行きの広州に向かった時のCAさんでした。覚えていてくれて嬉しい感じ。
席に着くとやはりスカイプライオリティエリートのご挨拶に。
フライトタイムと食事の確認をして頂きました。
座席
座席はレカロ製。座り心地はいい感じ。シートテレビもUSB給電もきちんと動いてた。
座席下にはユニバーサルタイプのコンセントも有り。
足回りは案外広く、こぶし2個分?くらいは入りそうな。
レカロ製のエコノミーシートって、座り心地良くて当たりの座席が多いので好きですねー。
日本国内線だとANA、JAL、スカイマークの737あたりが採用してます。
機内食
ウェブからシーフードミール SFMLを事前オーダーするも、配膳時に
FISH or BEEF!!と言われ、私はシーフードを注文したと言っても理解してもらえずw
フィッシュを出されそうなり「まいいや」と思ったら「OH OKOK!!!」と思い出してもらったらしく、
無事にシーフードミールに有り付けました。
隣でフィッシュ食ってる人見たらいっしょやん・・。
普通の機内食との違いは・・。
サラダにエビが入ってる位でした(; ・`д・´)
リラックスタイム
満席便なので、CAさんたちも大忙し。
消灯して機内食を配り終わってもいろいろ動きっぱなし。
ビデオプログラムも別に見たいのやってないし、スカイマップを出しながらまったりまったり状態。
夕焼けが非常に綺麗な時間帯なので、窓側で良かったなあと思うひと時。
中国上空飛ぶときは大体ガスってて何も見えないんですけどたまたま空気と天気が良かったのか、珍しく地上がくっくり見えました。
どうよ?
今回は通路2本の中型機の為日本人乗務員も2名乗っていました。
アナウンスももちろん日本語。
外航が苦手な人でも日本人が1通路に一人担当してくれるので安心じゃないでしょうか。
関空にはスムーズに着陸。そして手荷物もきちんと優先タグが先に出てくる。
当たり前ってすごいんだな、としみじみ。
税関が混む前にさっさと出ちゃいましょう。
中国系の航空会社の利用頻度が多いですが、サービスの提供レベルが格段に上がっています。
空港サービス、機材、座席、機内サービス、それぞれどんどん良くなっています。
今回使った中国南方航空も例外ではなく、良く出来る所はどんどん良くしていく意識がはっきりと見えます。
対して日本の航空会社は余裕がなくなってると言いますか、
ラウンジ一つとっても、ビジネススペースをすべて無くして座席のみにしてみたり
ゆとりの無い座席配置にしたり。
かつてのANA羽田空港国内線ラウンジも、マッサージチェアにプレミアムモルツもあったんですよ。。スイートラウンジじゃなく。
伊丹の新ラウンジもビジネススペースが大幅に減らされてしまいましたしね。
最近は外航に乗るのが気楽でいいなあ、と思ってしまう自分でした。